RSA2020にてサイバーセキュリティソリューションを発表
AIを活用し膨大なデータから効率的なデータの取り出しと異常検知を実現するSYNESIS AURORA を展示
東陽テクニカは、米国サンフランシスコで開催中のRSA2020にて、ネットワークの異常検知をAIを活用して検出可能な SYNESIS AURORAを発表しました。
SYNESIS AURORAは可搬一体型のプラットフォームで、1台でキャプチャ、処理、記録、分析可能な機器です。SYNESIS AURORAは、複雑なネットワーク環境でも異常を検出および識別し、エンジニアがネットワークを積極的に保護するために必要な洞察と可視性を提供します。
データスピードの高速化、進化する標準、仮想化、およびSoftware Defined Networking(SDN)により、複雑なネットワーク環境が生まれています。エンジニアはこれまで以上に、大量のトラフィックを管理し、すでに高度なツールなしでは今日のネットワークを人間が「見る」ことは不可能であることを強く認識しています。また、セキュリティ侵害はいつでも発生する可能性があり、その場合ネットワークだけでなくビジネス全体も危険にさらされてしまうのです。
従来のセキュリティアプライアンスは、リアルタイム分析用に最適化されており、通常はストレージ機能が制限されています。 このストレージ制限によって、(必要充分なデータを蓄積できないため)機械学習とAI戦略の活用が困難となっています。 一方でSYNESIS AURORAは、限られたストレージに邪魔されないプラットフォームに基づいているため、同じ制限に直面することはありません。
SYNESIS AURORAは、これまで東陽テクニカが販売してきたパケットキャプチャ装置 SYNESISシリーズの最新モデルです。SYNESIS AURORAは保存した膨大なデータのなかから必要なデータの高速転送をサポートし、AIの活用により異常の検出と分析を促進します。すべてのSYNESISシリーズに共通した特徴は、データを完全にキャプチャおよび記録できることです。SYNESIS AURORAは、エンジニアがネットワークの動作を監視したり、ネットワークの異常を検出したり、ネットワークを保護したりできるよう深く幅広い可視性を提供します。
【特長】
- ネットワークトラフィックをキャプチャし、データを失うことなくストレージに直接ストリーミングするデータ転送
- 高度なハッシュ分析により、通常は時間のかかるプロセスであるネットワークデータパケット分析が合理化されます。
- 単一のソリューションで必要なすべてのツールを提供する完全なフォレンジックシステム
SYNESIS AURORAは、2021年初より限定バージョンにて、一部先行発売を予定しております。詳細についてはsynesis-sales@toyo.co.jpまでお問い合わせください。