- SYNESISとは、何ですか?
東陽テクニカが開発・製造するパケットキャプチャ装置です。SYNESISの導入によって、ネットワーク監視が可能となり、万一ネットワークに障害が生じた場合も、SYNESISによって原因を特定し、すみやかな復旧が可能です。
SYNESISはギリシャ語で洞察力を意味し、増大し続けるパケットデータから、品質劣化やセキュリティリスクに繋がるパケットを探し出しすことで、円滑なネットワーク管理に貢献したいとの思いから命名しました。
- 実際にデモ画面などを見て、SYNESISの操作性などを確認できますか?
はい、可能です。
営業担当またはsynesis-sales@toyo.co.jpまでご相談ください。(デモ機の貸し出し状況によりご希望の時期にそえない場合もございます。まずはご相談ください)
- 現在、Wiresharkを活用しています。SYNESISとWiresharkの違いを分かりやすく教えてください。
SYNESISはハードとソフトが一体となったパケットキャプチャ専用の装置です。
SYNESISはソフトウェアをPCにインストールして使用するのではなく、専用にハードウェアにソフトフェアが一体となった製品です。キャプチャしたデータはダイレクトにSYNESISのストレージに保存され、高速のデータでも取りこぼしなくキャプチャすることが可能です。SYNESISは、Wiresharkでは不可能である高速大容量(1GbE以上)のデータのキャプチャに適しています。
- 契約後、実際の導入までの基本的なフローと期間を教えてください。
「SYNESIS」で導入を決定、ご注文いただいたあと、製品の納入まで目安として2か月を頂いております。またラックマウント型に関してはお客様によって設置環境が異なるため、納入前にヒアリングシートに条件をご記入いただき、それを基にSYNESIS技術担当との打ち合わせをお願いしています。
- SYNESIS製品に関するお問い合わせ先を教えてください
はい、より詳しいFAQを常時60件程度公開しています。もしお探しの内容が見つからない場合には、お手数ですが下記までお知らせください。
【SYNESIS製品のお問い合わせ先】
[ご購入前のお問い合わせ先]
株式会社 東陽テクニカ
情報通信システムソリューション部 SYNESIS 製品担当
E-mail : synesis-sales@toyo.co.jp
TEL : 03-3245-1250[ご購入後のアフターサポートなどのお問い合わせ先]
株式会社 東陽テクニカ
技術部 SYNESIS 製品サポート担当
E-mail : synesis-support@toyo.co.jp
TEL : 03-3245-1107
- カタログ(データ)はどこから入手できますか?
カタログ冊子が必要な場合は、synesis-sales@toyo.co.jp または03-3245-1250(SYNESIS担当)まで必要数量をお知らせください。
またはデータが必要な場合、上記までご連絡頂くか、こちらからダウンロードをお願いいたします。(ダウンロードは東陽テクニカ会員サイトへの登録が必要となります。あらかじめご了承ください)
- パケットキャプチャの導入ははじめてです。活用できるか不安です。
SYNESISはすべて日本語表示にするなど、画面の使いやすさにできるだけ配慮した製品です。さらにすぐにお使いいただけるようクイックスタートガイドやより詳細を掲載したユーザーガイドを製品に同梱しております。またご購入前のデモにて画面を確認したり、電話やメールによる技術サポート(初年度費用は製品価格に含みます)もご用意しておりますので、安心して運用頂けます。
- SYNESISを使うためには、本体(SYNESIS)以外に何を購入すればよいですか?
用途、また持ち運びが必要かどうかにおうじてラックマウントまたはポータブルを選択してください。
それぞれ1G~100G対応まで幅広いラインアップをそろえています。
【ラックマウント】
必須①本体※AC100V用ケーブル、AC200V用ケーブルは同梱されています
②トランシーバ
③保守(オプション。初年度はハードウエア・ソフトウェア保守込。2年目以降の保守につき購入時にお申し込みください。5年以上の保守をご希望になる場合はご相談ください)
④オペレーショントレーニング(オプション)
【ポータブル】
必須①本体②トランシーバ③保守(初年度はハードウエア・ソフトウェア保守込。2年目以降の保守に付き購入時にお申し込みください。特に5年以上の保守をご希望になる場合はあらかじめご相談ください)
※AC200Vで使用する場合はお客様にてAC200V用ケーブルをご用意ください。
(AC100V用ケーブルは同梱されています)
オプション④ハードケース⑤オペレーショントレーニング
- 運用担当者に対する、導入前の教育体制に関して教えてください。
事前のデモ画面確認などで、簡単な操作性についてはご紹介しておりますが、有償のトレーニングもご用意しています。
SYNESISの有償トレーニングには、ネットワーク管理者を対象としたトレーニング、実際の運用者を対象としたトレーニングの2種類ございます。それぞれのお立場に合わせてトレーニング内容が異なり、どちらも2時間程度で行っております。製品ご注文前に営業担当までご相談ください。
- 購入後にストレージを追加することは可能でしょうか。
2UのコントローラユニットのSYNESISは増設が可能です。増設時には、SYNESISを一度引取り、キャプチャデータを全て削除する必要があります。
増設の上限はモデル毎に異なります。対象は保守契約中のSYNESISに限ります。
費用およびその他詳細は弊社営業窓口までご連絡ください。 営業窓口:SYNESIS-sales@toyo.co.jp
- SYNESISの運用上、東陽テクニカの公式サイトにユーザ登録を行う必要はありますか。
はい。
ユーザ登録を行っていただいた方には、SYNESISに関する重要な情報をご案内しています。ユーザ登録を行っていただくと、重要な情報やバージョンアップ情報など、製品をご利用いただくために欠かせないご案内を受け取ることができます。
ユーザー登録は、当社web サイトより無料でご利用いただけます。
新規会員登録/ログインページ
- (SYNESIS製品に関する) お問い合わせの際に必要な情報を教えてください
SYNESIS製品に関する当社へお問い合わせの際には,可能な限りこちらの情報を添えてください。
– お客様のお名前
– お客様の会社名,部署名
– お客様のご連絡先
– お問い合わせ製品名,型番(※以下は製品をお持ちのお客様のみ)
– お問い合わせ製品のバージョン情報
– お問い合わせ製品のシリアル番号
– 付加的な情報 (写真,画面キャプチャ,LED点灯状況など)
- ユーザが用意したトランシーバは使えますか?
使える可能性はありますが、当社が提供するトランシーバ以外を使用された場合、当社ではSYNESISの性能や安全性を保証することができません。そのため、当社販売品をご利用いただくことを推奨しております。
- SYNESISのリリースノートは入手できますか?
SYNESISのリリースノートはこちらからダウンロードをお願いします。
SYNESIS v3.1 リリースノート.pdf
SYNESIS v3.5 リリースノート.pdf
SYNESIS v4.0 リリースノート.pdf
SYNESIS v4.1 リリースノート.pdf
- SYNESISのWeb UIに対応しているブラウザを教えてください。
Firefox 28以上です。
- SYNESISのクイックスタートガイドを探しています。
クイックスタートガイドはこちらからダンロードをお願いします。
- SYNESISを再起動・シャットダウンする方法を教えてください。
次の方法で,再起動やシャットダウンを行えます。
■UbuntuのGUI(Desktop)から実施する場合
右上の電源マークをクリックし、「Shut Down…」をクリックします。
表示されるウインドウのいずれかのボタンをクリックします。
・再起動:Restart
・シャットダウン:Shut Down■CLI(コマンド入力)で実施する場合
以下のコマンドを入力します。パスワードを求められた場合はパスワードを入力します。
・再起動:sudo shutdown -r now
・シャットダウン:sudo shutdown -h now
- SYNESIS_電源On・Off_サービス・OS再起動手順書などを探しています。
SYNESIS_電源On・Off_サービス・OS再起動手順書はこちらからダンロードをお願いします。
- SYNESISで生成が可能なトレースファイルの種類を教えてください。
pcap、pcap(ナノ秒単位)、pcapngでの保存が可能です。
- SYNESISのバージョンアップ方法を教えてください。
会員サイトからダウンロードできる手順書に従い、バージョンアップ作業を行って下さい。
SYNESISでは、お客様によるバージョンアップをお願いしております。 バージョンアップに使用するファイルや手順書は、登録された会員様に対して配布しております。 お手数おかけしますが、まずは製品に同梱しております「製品ユーザー登録のご案内」に従い、弊社HP上で新規会員登録をお願いいたします。 会員登録後、手順書やファイルをダウンロードいただけるようになります。
- トレースファイルのデフォルトの保存先と、保存先の変更方法を教えてください。
トレースファイルの保存先に関する情報は、次の通りです。
SYNESISが初期出荷状態である場合、トレースファイルの保存先は以下のディレクトリになります。
/pvc/data/databank/webcache/tracefile/adminトレースファイルの保存先の変更方法は、手順書の2章または3章をご確認ください。
- ログの取得方法を教えて下さい。
ログ取得手順書に従って,ログを取得して下さい。
SYNESISログ取得手順書(バージョン3.1までをお使いの方)
SYNESISログ取得手順書(バージョン3.5以降をお使いの方)
- トレースファイルの保存先を、ネットワーク上の共有フォルダに変更できますか。
変更できます。設定ファイルの変更を行なってください。
詳しい設定方法は、資料「トレースファイルの保存先変更」の3章をご確認ください。
なお、設定の変更はLinuxのご使用経験のある方が行うことを推奨します。
- 管理ポートのIPアドレスを変更する方法を教えてください。
クイックスタートガイドに従って,IPアドレスを変更して下さい。
詳しくは下記の資料をご覧ください。なお,ラックマウント(ディストリビュート)モデル,ポータブルモデルでご参照いただく資料が異なりますので,ご注意ください。
SYNESIS_Distributed_クイックスタートガイド
SYNESIS_Portable_クイックスタートガイド
- パケットジェネレータから送出されたパケット数と,SYNESISのカウンタの値が一致しません。
キャプチャ開始後2秒間はパケット数などの統計情報がカウントされません。キャプチャを開始してから、パケットジェネレータを開始することで上記を防ぐことができます。
- 電源は冗長対応していますか?/電源モジュールが2台搭載されていますが、1台のみコンセントに接続した状態でもSYNESISは起動しますか?(ラックマウントモデルのみ)
ラックマウントタイプについては、電源モジュールが2台構成となっており、冗長性をそなえております。
冗長化のための2台構成ですので、1本のみコンセントに接続してもお使いいただけます。
ただし、電源ユニット故障、電源ケーブルを誤って抜くといった事象が発生した場合はSYNESISが即停止するため、HW故障やデータ喪失の原因になりえます。
また電力効率の適正化の観点からも、2台の電源ユニットに常時電源が供給されていることを推奨します。”
- SYNESISで算出している回線の使用率について、算出方法を教えてください。
キャプチャカードから受信バイト数と受信パケット数を取得し、計算しています。
キャプチャカードから受信バイト数と受信パケット数を毎秒取得して、下記の式で計算しています。この計算にはIFGやプリアンブルを含めています
{(受信バイト数+20×受信パケット数)× 8 ÷ 回線速度(bps)} ×100
- OSのセキュリティパッチやカーネルは、ユーザ自身でアップデートしても問題ありませんか?
当社からご案内したセキュリティパッチやカーネルであれば、適用いただけます。
それ以外の適用をお客様自身で実施した場合、正常動作の保証はいたしかねます。
アップデート作業は,原則として,お客様に実施していただきます。
手順書は、当社からご提供いたします。また、SYNESISのバージョンアップについては、下記リンクをご参照ください。