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SYNESISの導入事例

SYNESISの導入事例

VoIP解析とトラブルシューティング

 

(図1:全地域のNOCにSYNESISを配備、全ての通話トラフィックを記録)

 

●顧客

通信事業者

 

●製品型番

SYNESIS Portable

 

●用途・要求仕様

従来のPSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)からIPベースのネットワークへの移行にあたり、移行中も通話品質を維持すべくネットワークを可視化したい。

 

●現状と課題

・現在のツールでは、長期間にわたるVoIP通話(インターネット網やIP-VPN網などIPネットワーク上で音声通話を実現する技術を活用した通話)の膨大なデータを保存することが困難。

・VoIP障害は間欠的な場合が多く、 発生時に備え全通話を継続的に記録する必要あり。

・障害発生時に迅速に対応するため、該当トラフィックを素早く抽出する仕組みが必要。

 

●東陽テクニカソリューション

各地域の全NOC(ネットワークモニタリングセンター)に SYNESISを配備して、全ての通話、SIPシグナリング、RTPトラフィックを継続的に記録。(図1)

 

NOCにいるサポートエンジニアは、加入者からの苦情をトリガーとし、その地域のSYNESISにリモートでアクセスし、トラブルシューティングを開始。

サポートエンジニアは、顧客の電話番号を基に、関連する通話のパケットデータを抽出。

根本原因を特定するため、その通話を分析。

 

 

● SYNESIS の強み (図2)

大容量のデータストレージにより、長期にわたって実パケットの保存が可能。

IPネットワークを介して SYNESIS のリモート操作が可能。

電話番号に基づいたVoIPフィルタを使って、 大容量データの中から加入者データを分離可能。

 

(図2)