多くのネットワークエンジニアはパケットを100%キャプチャすることが、最優先事項ではないと考えているかもしれません。しかし決してそうではありません。

 

テレワークの普及、仮想化技術の浸透、オンプレミスからクラウドへの移行、コミュニケーション手段の変化など、企業を取り巻くネットワーク環境は複雑になり、ネットワークを安全・円滑に運用することはますます困難となっています。ネットワークのトラブルが起こった場合、どのように解決を試みていらっしゃるでしょうか。

 

例えば防犯カメラで24時間監視を続けることで、私たちは財産や資産を守っています。例えば自宅で、もし玄関先に届け置かれた荷物を誰かが盗もうとしている場合、防犯カメラに記録さえされていれば、犯人を追跡することができます。ネットワークにおいても同様に、トラブルの原因となるデータさえ100%記録されていれば、すみやかなトラブルシューティングをすすめることが可能となります。