現状のキャプチャツールでは、サポートされる回線速度インターフェイスの種類が限られている
●課題の背景
ネットワークのアップストリーム リンクとダウンストリーム リンクの間で回線速度と物理インターフェイスが異なるキャプチャ環境が発生する場合があります。これらのバリエーションには、1G/10G/25G/40G/100G シングル/マルチモード ファイバーおよび RJ45銅線物理インターフェイスが含まれる場合があります。
それぞれの仕様にあわせて専用のキャプチャ装置を購入すると法外なコストがかかります。
●SYNESISソリューション
SYNESISの高速回線モデルは、1Gbpsから100GbpsまでをひとつのNICでサポートしています。トランシーバを交換し、ソフトウェアの設定を切り替えるだけで、さまざまなインターフェイスに対応することが可能です。またブレイクアウトケーブル※1での分岐もサポートしていますので、効率よく複数の回線をキャプチャできます。
Line Speed | Mode | Transceiver | Form Factor | Note |
---|---|---|---|---|
100G x2 | Multi-Mode (SR4) | QSFP28 | MPO12 | |
Single-Mode (LR4) | QSFP28 | LC | ||
40G x2 | Multi-Mode (SR4) | QSFP+ | MPO12 | |
Single-Mode (LR4) | QSFP+ | LC | ||
25G/10G x2 | Multi-Mode (SR) | SFP28/ SFP+ | LC | 25G/10G dual, 25G only or 10G only |
Single-Mode (LR) | SFP28/ SFP+ | LC | ||
10G/1G x2 | Multi-Mode (SR/SX) | SFP+/ SFP | LC | 10G/1G dual, 10G only or 1G only |
Single-Mode (LR/LX) | SFP+/ SFP | LC | ||
Copper | SFP+/ SFP | RJ45 | 10G only or 1G only | |
25G x4 | Multi-Mode (SR) | SFP28 | MPO12 | with breakout cable |
Single-Mode (PSM4) | SFP28 | MPO12 | with breakout cable | |
10G x8 | Multi-Mode (SR) | QSFP+ | MPO12 | with breakout cable |
Single-Mode (PSM4) | QSFP+ | MPO12 | with breakout cable |
※1 ブレイクアウトケーブルとは、イーサネットの帯域を集約または分散するために使用される分岐ケーブルです。
●ユーザベネフィット
使用する回線に合わせて複数のキャプチャ装置を用意する必要はありません。
最初から高速インターフェイスをサポートしているモデルを選択しておけば、後でネットワーク速度を向上させた際にも新しいキャプチャ装置に投資する必要がなくなり、コスト的にも大幅なメリットが得られます。